ICP 015 (裏)
このジャケットがとても好き
そしてジャケットを開くと・・。初めてこのジャケットを開いたときハットした。
以前私は御茶ノ水に通っている時代があった。JAZZを本格的に聞き始めたのも丁度その頃。
その頃は食費をきりつめて、レコードを買いあさっていたなあ・・・。
明大の師弟食堂、伊峡のラーメン、駅の近くにあった栃木屋、おばあちゃんの優しい味のする番のラーメン、駿河台下にあったピカ一、いもや、少し余裕のある時のおけいのタンメン餃子・・・・。
ユニオン、ディスクロード、秋葉原のイシマル、とてもお世話になった、トニーレコード。
おきまりのコース。
そして、ニューポート、ナル、コンボ、響。
中でも響はほとんど毎日通い詰めた店。
ガーゼでサッとレコードを拭き取ってターンテーブルに乗せるマスター、エルビンのサインのある店の雰囲気、ランサーの音も丁度良かった。
でも私にとって響の写真入りのディスコグラフィーは最高の教科書だった。
美大を目指していたその頃の私、きっと、マイルスよりもドルフィーを店の片隅で聞き入っていたのだろうな。
随分変わってしまった御茶ノ水の街だけれども、その思い出をたどって、今度ゆっくり訪れてみたいな。
ドルフィーのバスクラのイナナキと共に・・・。
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