2010年5月24日月曜日

日常 

先日突然のスイング・ジャーナル休刊のニュースを知り、色々と考えさせられた。
ただ最近はたまに本屋で立ち読み程度、新譜のプレビューとかを。
でも今までほとんど買うことは無かったけれど、20日になるとチックはしていた。

それで本棚の中にある、これ。


JAZZレコードを聴きあさり、買いあさっていた頃、随分参考にしていた増刊。
77年5月、もう30年以上もたっている。
ページをめくると、色々な書き込みが入っている。
他にも、幻の名盤とか、ピアノ特集とかの増刊があったけど、それらは処分してしまった。
これは書き込みがあったので売られることも無く今も残っているんだなあ。

その中で特に思い出があるアルバムのページがある。

CLIFFORD JORDAN IN THE WORLD

そう、それはある日のこと。
いつもの様に 「響」 でコーヒーを。
その時初めて聞くアルバムがスピーカーから流れた。
好きなウイントン・ケリーのイントロから始まり・・・。
思わずカウンターに目をやり始めてこのジャケットを見た。

今この本を見るとほしいレコードとしてそこに特に大きな丸印がしてある。

レコード屋を何軒もはしごしたけれど、もう買うことは出来なかった。

そして数年前のこと、その IN THE WORLD がCDとして発売された。

このCDの発売を知ったとき、昔の様に発売日が本当に待ちどうしかった。
当然その発売日に手に入れた。

早速封を開いてディスクを取り出す時、ライナーノートが出てきて以外にも写真入り。
そしてライナーの文がとても良い。

私にとって、特別な思い入れのある一枚だなあ。

そして、ぼろぼろのこのSJもこれからもずっと大事にとっておこうと。

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