2011年3月21日月曜日

日常

風がとても強い日だった







以前このお台場にある現場に約半年ほど通いつめていたのだけれど

その頃天気の良い日はいつもこの橋の見えるこの場所のベンチに座ってお弁当を食べることにしていた

今日この場所を訪れたのは、先日の地震でその現場に被害が出てその状況確認のため

外見的には何ら変わらないのだけれど、その建物の内側はかなりの被害を受けていた
この現場以外にも11日前の傷跡はかなりあるようで、どこも今その対応に追われている

あの日から11日がたった、私の住む地域でも計画停電があったり、報道にあるように、近くのスーパーでは物が何も無く、ガソリンスタンドは閉まったまま・・・

普段使用している鉄道はダイヤの修正があって、日中は止まっていたり、ホームの電気が消されていたり、電車内の空調が消されていて肌寒い

夜になると街の商店は早々とシャッターを下ろし、ネオンサインは消されて閑散としているし、帰宅時間、普段ごった返している新宿駅でさえガランとしている

風評による無差別的な買いだめは論外だけれども、でもまてよ、今直面している現在のこの環境をもとに、もう一度身の回りのこと、考え直してもいいのではないか、月日がたって以前の日常が戻るとして、それはいったいどこに戻るのだろうか

無駄に電気を使い、ガソリンをばらまいていた、そこに戻ってしまうのだろうか

課題、それぞれが当事者意識をもって・・・

私は、この機会にちょっと真剣に考えてみようと思っている。

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