このところ打合せの続く毎日。次のプロジェクトが本格的に動き出す前の比較的落ち着いた日々
おかげで土日が休めたり・・・。
そんな休みの一日、またあのカメラたちを取り出して動きのシブイ部分なんかを直したりしていたのだけれども。
例の Nikon F と一緒に出てきたこの Canon P は F とほぼ同じ時期のモノらしい。
Canon も含めたその他のメーカーはまだこのスタイルだった、ということは 、あの F はやっぱり、とっても革新的なカメラだったんだなあ、その後のカメラのスタイルを決定付けたのだから、と改めて思ったり・・・。
今こうして、この P も一緒に復活しちゃったのは、もう何十年もほったらかしだったのに、ほぼ完璧に動いたことと、また一緒に本棚の奥から出てきたホコリだらけの なんと、約70年前!! のライカレンズが付けられちゃう、何とかしてこのレンズを使ってみたかったから。今はいくらでもアダプターを付けてデジカメで使うことが出来るみたいだけれども、あえて、このメカニカルな機械で露出を考えて、構図をきめて、ゆっくりとピントを合わせて、一枚写真を撮ってみようかと。この重さとか、カメラを構えた時に感じるこの感覚は、何とも気持ちの良い大好きな瞬間だから。
今はこうして、レンズを引っ込めて、デジカメと一緒に鞄の中に放り込んで持ち歩くことにしている。
日常の道具が一つふえた。
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