午後から別の現場での打合せ。
その後時間が出来たので、徒歩で駿河台へ。
ちょっと昔の思い出をたどることに・・・。
あまり入った事は無いけれど何かここは変わってないな。
そしてこの場所も。入り口のドアーが開いていて、店内からタンゴが。
古い喫茶店独特の匂いみたいなもの、そこで流れている音、この雰囲気、すごい。
変わってない場所。今日は表だけ・・・。
2階へと続く階段を上り入り口の扉をあけると、レコードに囲まれて、眼鏡をちょっと下にずらしたマスターがいつも出迎えてくれる・・・。そこはJAZZだけの世界。
本当にお世話になった場所です。
大学の建物は変わってしまったけれど、この公園のこの場所は20年以上たっているのだけれど、何も変わっていなかった。そのまま。
必ずこの坂を下りて、そして毎日のように 「響」 に向かった。
もう、「響」 は存在しないけれど、そして、その場所からの音は聞こえないけれど、この場所の前にさしかかると、その音の余韻は今でも残っている・・・。
隣の店は変わってしまった。でも、風でひるがえった暖簾の中に、注文を受けると、サッと麺を茹で上げる白いシャツ姿のオヤジとオカミが今でも。
ヘンな方向になってしまったラーメンだけれども、この店は基本です。
私にとって御茶ノ水のこの場所は特別。
子供の頃から父親とよく訪れた場所。絵の具、版画の紙。
購入した外国の製紙会社の透かしの入った紙のロールを抱えて、美術書専門の書店を訪れる。
それがお決まりのコースだった・・・。
上手く当時の外観を残していて、ちょっと安心した。
駅に向かう途中
久ぶりだ、ここはこんな風だったんだなあ、と。
初めて建物をゆっくり眺めた。
駅の横の唯一変わっていない路地。
私の大好きな風景。
この先絶対に変わらないでほしい・・・。
PS
今日の買い物
ここで
Lee Konitz
これオリジナル10インチを持っていたのだけれど、他の2枚と共に訳ありで泣く泣く手放した。
3曲プラスで安かったのでまあいいか。
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