2010年5月5日水曜日

日常

連休最終日。
早い、もう連休も終わろうとしている・・・。
それにしても気持ちのいい朝だなあ。

今日も朝から本棚
その中から、JUUD・ANDRE・SERRA

美大生だった頃、そう、それまではアカデミックな教育を受け続けて来た私だけれども、丁度その頃から、コンセプチャルとか、ミニマリズムとか、モノ派とか、そのような流れが私の中にも。
それまではわりと具象的なモノの見方をしていた私であったけれど、この流れには随分影響を受けたものだった。

作品の素材に対しても。
鉄に出会い、鉄そのものにこだわりだしたのもその頃だった。

JUDD











これはリゾネだけれどもコレだけ作品がまとまっていたものは無かったと思う。
新宿の伊勢丹ギャラリーの階段の踊場に現代美術のカタログショップがあって、そこにはよく通ったのだけれども、(お世話になった・・・)確かそこで随分日数がかかったけれどもリクエストして探し出してもらったモノ。
レコードで言えば秘蔵盤みたいなものかな。


ANDRE







Andre の使う素材、アルミ、銅、鉄、それらの持つ素材そのものの輝き、そのコンセプトには驚かされたもの・・・。
ただそれらの素材の中で以外にも 木 を使った作品はこの本を見て初めて知った。


SERRA







ドクメンタ展での巨大な作品とか、、初期の作品よりも鉄そのものが感じられるダイナミックな作品が好きだった。
コレは薄いカタログだけれども、この表紙にひかれて、これを本棚に飾っておきたくて買ったもの。

セラさんには二度お会いしたことがある。
一度目は世田谷の上野毛で。
その時私の作品を見て頂いた。
二度目はアキライケダギャラリーの個展の会場で。
ご自身の作品をセッティングされていた姿は忘れられないなあ。

そういえば、上野毛にあったスチールアングルの円。
あのセラさんの作品は今どうなっているのだろう。


そしてこれ、これもオレンジ色の表紙のMATISSE




さすがにこの本は父から譲り受けたもの。
ほぼ私の年と同じ、一番古い本かも。
でもコレ図版がリトグラフ印刷でその発色とか装丁がとっても綺麗。
今の印刷はすばらしいけれど、コレはコレで見ていて本当に楽しくなる。

大好きなこの本は、いつでも見られるようにすぐ手の届く所に置いてある。
そして開く回数もとても多い。なのでぼろぼろ。
でも新しいものを買う気がしないなあ・・・。
一番の愛聴盤というとこかなあ。





久々の休日のこの三日間はすごく有意義だたな。古い音とか古い本とか、そして何より昔の思い出が・・・・。


思い出と共にのお休みでした。

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