家で音を聞きながら
二冊からなるこの本は、色も綺麗だし、レイアウトとかがすごく好きでページをめくる回数が結構多い本
作品の出来上がる過程のようなものがわかりやすく書かれていたりする。
そして、久しぶりだけれども
この本、MODIGLIANI の彫刻とデッサンがメイン
彫刻家MODIGLIANI、その作品の数は少ないけれど彫刻家としての本も中々見かけない
随分前だけれども、ポンピドーで一枚のぺらぺらな小さな切れはしのような紙に書いたデッサンを見たのだけれど、(昔見た映画のシーンで、酒場でスケッチを売り歩く悲しい姿を思い出したけれど)その走り書きのような中に、とんでもなく緻密な、異常なほどの神経の細かさを見て、しばし見とれてしまったことを思い出す
小さな瞳のまつ毛一本一本のこだわりとか、作家自体を見直したし、ちょっと無いくらいその小さな画面から感動を受けたなあ・・・。
圧倒的にタブロウが多いけれどそれらは彫刻家のタブロウとしていつも見ているし、あたかも石を刻むがごとく引かれる線のデッサンがすごく好きな作家。
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