いつの間にか、夏は去って行ってしまった
夜ベランダから虫の声を聞きながら月を見ていたけれど
それはもう秋の夜空で、少し肌寒いくらいだった
次の日
いつものザクロ
今年は綺麗に赤く色付くのだろうか
そして、私にとって今日 9月18日は特別な日
一人の男の疾走の27年間の最後の日
ギターをいじり始めて洋楽に目覚めたころ
初めて JIMI のレコードを聞いた時のことは忘れられない・・・
丸の内ピカデリー(確か)で3回見た 映画 WOODSTOCK
日劇で見た ジョン・メイオール とか、武道館のツェッペリン とかで
もうその頃の私のライフ スタイルは決まりだった
70年代にこの初めてのライブ映像を見て感動はしたものの、やはり映画、何かすっきりしない
まあ、コンサートの演奏そのものを伝えているわけでなく、もっとその時のステージを見たかった
それからほぼ30年、ロックはそれほど聴かなくなっていたけれど、でもそのもどかしさは忘れないでいたのだけれど、嬉しいことに、このコンサート、結構色々な角度から映し出された映像が続々と出て来た
初めてビデオテープでこの日の連続した演奏のステージ映像を見た時には、それこそ、本当に、感動したことを思い出す
星条旗から紫の煙に移る辺り、こうだったのか!
その瞬間、私は泣いた
そして、その瞬間は私の70年代の青春時代のもやもやが一気に解決した瞬間でもあった気がしたなあ
この完全盤なるDVD、あまり見るわけでは無いのだけれど、その頃の、そう、本当に懐かしい、忘れられない思い出を、そっと閉まって置くために先日購入したもの。
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