いつの間にか車窓からの桜もすっかり散ってしまった
行動の中心が夜なので、今年も桜は残念ながら楽しむことができなかった。
昨日のことだけれども、徹夜明けで実家で暮す両親の所へ
テレビアンテナの地デジ対策とか、新しいTVに入れ替えるために部屋の片付けとか
そんな実家はものすごい数の本があるのだけれど、その本たち、きちんと本棚なんかに整理されているわけではない
ガバーと天井まで積み上げられて、下の方にある本を出すのが大変と言うか不可能で
そんな環境に育った私、だからあの神田あたりの古書店に入ると、ミョーに落ち着いてしまうのはそのためだなあ・・・
TVを入れ替えるために、本の山を移動して、ダンボールの箱を移動して、足元を広げている最中
そんな箱の一つから、アララ、カメラが
随分前に父から譲り受けたモノ
きちんとカメラバックに入れて保存していたつもりだったけど
いつかそこから出されてしまって、そのままになっていたのかなあ
ホコリがコビリ付いちゃって黄色くなちゃってるし、レンズはカビだらけ
なんでこんなことになってるんだろう
泣きだーーー!
Canon P
家に持ち帰り、手持ちの、Lマウントのライカレンズに交換してみた
今でもかなり安く手に入るけど、いいカメラだと思ってる
そしてコレ
私のタカラモノの一つ
30年も40年も使い続けられて、その後父から受け継いだ、Nikon F
そんなNikon、私にとって、カメラと言えばコレしかない、くらい思い出のあるカメラ
物心ついた時、父の片からはいつもこのNikonがぶら下がっていた
子供の頃の写真の大半はこのNikonで撮られたものだった
それをもらい受けて、私もしばらくは使っていたけれど、その後、コンタックスRTSを買ったので、このNikonはしまっておいたはずだったのに
RTSもとっても気に入ってかなり使い込んだけれど、いかんせん耐久性に欠けていて、今は手元に無い
今こうして久しぶりにこのNikonを手にすると、このカタチ、とか、重さ、とか、バランス、とか、他のカメラを手にする時にもこの長年使い続けたNikonの持ち方、構え方みたいなものが基準になってしまっている気がするなあ
残念ながらシャッターが切れなくてその音を楽しむことが出来ない
専門のちゃんとした修理屋に出してレストアしてあげよう
どんなに時間がかかっても、新品が買える位料金がかかっても、もう一度ちゃんと写真が取れるようにしてあげよう
今使っているコンデジにはホント感謝してる
あらためて写真を撮る楽しさも知らされたし
でも今のカメラでは絶対に味わえない機械としての完成度とかが、とってもアナログなセカイだけれども、アレコレといじりまわしながらお酒が飲めちゃうところとかが・・・・
オット、いけない、仕事しなければ。
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