突然だけど我が家の娘が、空海 が見たいと言ってきた
おお、そうそう、父もすごく見たかったのだ、じゃあ行こうと、上野へ
ちょうど到着が昼だったので、最近ムショウーに うまいそば が食べたかったこともあり、大好物の 鰊そば を食べようと湯島へ
このお店、京都の南座の前に本店がある
京都に行く際には必ず寄る店なのだけれども、もちろん湯島に支店があることは知っていたのだけれど、中々タイミングが合わなくて、今回が初めてだった
湯島天神を抜けてすぐその鳥居の近くにあるお店へ、久しぶりの京の味、とってもおいしかった。
池之端界隈を少しぶらついて、それにしても、池之端、なんと良い響きなんだろう
昔の記憶をたどって、良く訪れた、JAZZ喫茶とか、レコード店とかがあった場所を訪れたけど、もちろんそんな店はもう無くて、また、アレ、たしかこの辺だったよなあなんて、記憶もかなりいいかげんなものだった。
そう言えば、昨年もやはりこの場所でこんな写真を撮ったなあ、都心の中のこの空間、高さのそろったこの蓮を見るといつでも凄いなあと思ってしまうし、とっても綺麗だなあと。28ミリ位の広角がほしいなんて思ったりして。
そして、お目当ての 空海と密教美術展 へ
今回の展示の中心となる仏像及び曼陀羅等はどれも実際にその地で見たことがあるのだけれど、その東寺を訪れた時、初めて曼陀羅という物を目にした時のこと、それはもう、本当に感動したことを思い出す。宗教的なこれらを美術作品と比べることは無いのだけれども、平面に描かれた超越したその世界観みたいなもの、あまりにも深いその奥行き、ちょっと怖いその精神性みたいなものに薄暗い堂内で圧倒された覚えがあるなあ。
私の住む町の駅のホームにも貼ってあった今回の展覧会のデッカイポスター、そのグラフィックスもカッコいいし、コピーも面白いと思う。
よくもコレを持ってきたよなあとか、的を絞った構成や、その見せ方に、久しぶりにすごく満足出来た展覧会だったなあ。
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